2010年 年頭所感
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中部木工機械工業会
理事長 宮川嘉朗
輝かしい西暦2010年の初春を迎え謹んでお慶び申し上げます。
平素は、当会の事業に格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、昨年8月の衆院選で民主党が圧勝して歴史的な政権交代が行われ、鳩山内閣が誕生しました。初めて政権をとり「脱官僚主導」を掲げる民主党政府が独自色を打ち出すのに若干の時間を要するのはやむを得ないところでありますが、日本のため、国民のため揺るぎない舵取りが求められています。
日本経済はリーマンショック後の急速な景気悪化の影響で各社の売上げが減少し、木工機械の需要の大宗であります住宅産業の2009年における住宅着工も42年ぶりに100万戸を大きく割り込みました。今後は、70万戸台の水準で推移するものと思われますが、大手メーカーでは海外に進出する動きが見られるなど想定以上の市場の冷え込みは各社の事業改革をスピードアップさせています。
政府は、温室効果ガスを2020年までに1990年比25%削減するという高い目標を掲げました。その一環として、間伐材や合法性が証明された木材・木製品の利用を促進し、政府や地方公共団体、さらには民間企業や消費者にまで浸透させようとするもので、業界としても大いに歓迎するところであります。また、長期優良住宅制度の導入は質の高い住宅の供給は元より、これまで見過ごされてきた中古住宅の活性化に繋がるものとして期待されます。
このように日本の木材工業は全体として依然追い風のなかにあります。しかし、デフレや円高、株安が懸念材料となっており、これらを払しょくする新政府の有効な施策に期待がかかります。
日本の木工機械メーカーとしては、国産材の利用促進を踏まえた技術開発に加え、中長期的な展望として海外市場を含めた新規需要の掘り起こしが課題となっております。
昨年、開催しました第39回名古屋国際木工機械展/ウッド エコテック2009では百年に一度といわれる不況で規模の縮小を余儀なくされましたが、国産材の利用促進を踏まえた新製品や世界最新の技術が展示されるなど充実した内容となり、主催者として愁眉を開くことができました。
また、特別展示やセミナーの併催事では、植林木の利用促進や地産地消に取り組む地元関係者が日ごろの成果を紹介するなど多彩な情報が発信され、産学交流も活発に展開されました。
そして《木機展・名古屋2009》を象徴する技術優秀賞では技術水準、独創性、経済効果において高く評価された5点を顕彰するなど、所期の目的を達成して盛会裡に閉幕することができました。これも偏に関係各位のご尽力の賜物と衷心より感謝申し上げます。
なお、次回展は平成22年11月2日から5日までの4日間、ポートメッセなごやにおいて開催する予定ですので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本年も倍旧のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますと共に皆様方のますますのご繁栄とご健勝を祈念いたしまして年頭のご挨拶といたします。









